年度末の公共工事案件をまとめてご紹介します。
【鋭角な階段ステージデッキ】
階段部分は下段ほど狭くなっていて、納まりが難しい形状でした。
三次元CADを駆使して設計しましたが、現場での調整に苦労しました。
【生物多様性保全整備】
猿江恩賜公園内にある観察デッキ。
池の水を抜いて希少生物の保護調査を行い、その間に観察デッキを施工しました。
コンクリートを使わない螺杭基礎工法、沼地でも対応が可能です。
【小山田緑地】
毎年少しづつ整備に関わらせていただいて、今年で工事は一区切りです。
こちらも沼地で、コンクリート基礎を用いない螺杭基礎を採用いただきました。
【山のふるさと村】
昨年度に引き続き、残りの棟のリニューアルを行いました。
今年度は開閉式のオーニングが付いているのが特徴です。
施工性や構造上の改良もなされています。
【小仏川橋梁改修】
何年か前の台風被害復旧を行った現場です。
河川法の関係で、従前と同じように傷んだ部分を改修しますが、
耐久性を向上させる造りに変えています。
【高尾山稲荷山コース】
従来型の木製案内板を新たにデザインしました。
見た目にはわかりませんが、杭基礎+鋼製芯材ハイブリット式になっています。
山での運搬を考え、パーツを分解して運びやすくしています。
笠木もシャープになって、デザインも洗練されたと思いませんか?
ベンチも隣のひとに気兼ねなく座れるよう、角度をつけたデザインにしました。
【生田緑地】
ここのところ数年かけて少しずつ改修を進めています。
今年度は階段を改修。段差を調整して傾斜していた踊り場を水平にしました。
以上、3月末までの工事案件でした。