昨年度に続き、横浜汽車道のデッキ改修工事が始まりました。

SNSなどでも多くの方が写真をUPされていましたが、
デッキを解体することで、ここが線路であったことが注目され
工事期間中でなければ見ることのできない遺構が現れています。

いったん撤去した床板は、木材劣化診断士により再利用可能な木材を選別し、
弊社の提携工場にて表面のピールド加工(表面切削滑り止め加工)を施し、
再び現場に戻して施工します。

先日、ピールド加工の工場検査に行ってきました。

この「のこめ」は床板の左右で削る深さを変えています。

この加工により、デッキ床板表面に水が溜まらず流れるよう意図しています。

ピールド加工はNC加工機で行うのですが、左右で深さを変えるために
ちょっとした改造をしており、この工場でなければ恐らく加工できないものです。

ミリ単位の検査をしていただきました。

この数ミリが私たちのこだわりです。