令和7年度の横浜汽車道ボードウォーク改修工事。

昨年の7月から8カ月にも及ぶ長期間の工事が完了しました。

 

今回は橋梁部も施工するため、一昨年2024年の10月から海上視察も行い、船舶の航行に支障がでないよう入念に準備を進めてきました。

 

橋梁部は、落下物防止に徹底した対策を行い、運搬にはレール上にトロッコを走らせたりもしました。

 

また一部にレール遺構を見ていただくための透明な床を作りました。

(雨上がりの写真なのが残念・・・)

透明素材はガラスではなく、30mmのアクリル板です。
アクリルは複層ガラスよりも透明度が高く、フレームの縁取りもないので、端部までクリアに見えます。

また、万が一傷ついたとしても研磨により補修できる点もメンテナンス性に優れていると評価されました。

厚めのノンスリップシートを貼っているので若干透明度は落ちます。

夜間照明(LED)が付くと、なかなかいい感じではないでしょうか。

 

デッキ改修工事に合わせて、ベンチも設計させていただきました。

現場から出た45mm厚のイペ材を4面削り、30mm厚にして使っています。
見た目はほぼ新材と変わりません。

さらにピールドにより、横浜らしい刻印を入れています。

リサイクル材ベンチのため、板の長さは1mほどしか取れません。
通常の2人掛けベンチであれば、幅は1500~1200ですが、この2人掛けベンチの幅は960。
材長の制限もあったのですが、ここはミナトヨコハマです。

夜景を見ながら、「せまいね。」なんて言いながら寄り添って座ってください。
それがこのベンチ設計の狙いです。

名付けて、「愛の生まれるベンチ」なのです。